治具とは

ものを加工・組み立てする際に、加工を補佐したり位置決めをしたりする器具のことを治具と言います。
この治具があることによって、ものや部品を固定したり、位置の指示ができます。主な治具の種類をご紹介いたします。

ふたつ以上の材料を接合させるために熱を加えて溶かすことを溶接と言いますが、この溶接をする際に使用する治具を溶接治具と言います。

溶接治具を使用することで溶接するものが固定されるため、溶接作業の効率化を図れます。
また、溶接治具は位置決めを行う際にも使用するため、作業の簡易化にも役立っています。

私たち人間は精密機械ではないので、感覚だけで測定を行うと必ずバラつきが生じてしまいます。
そのバラつき防止に役立つのが、検査治具です。主に電子機器の品質検査や部品の合否判定などで使用されています。
人の目では検査が難しい形の製品なども検査ができるため、作業スピードの向上が実現できます。

加工を補助するために使用される治具のことを加工治具と言います。
部品の形が複雑になっている場合は、治具を製作して加工を行うこともあります。
技術経験がない方が行うと難しい場合もありますが、この加工治具があることによって誰でも簡単に加工作業を行えます。

上記の治具以外にも、いくつかの治具があります。
作業を効率化できる治具が欲しい、現在使用している治具と同じ治具を製作したいという場合は、自作する以外に試作品製造が可能な会社へ依頼するという方法もあります。

岐阜県で試作品製造を依頼したいという方は、大垣市にある当社をご利用ください。
当社では、アルミ合金や鉄、非鉄金属、銅合金、ステンレス、試作品の製造など様々なご依頼を承っております。
設計図や加工使用材料などの条件が整っている場合は、最短3営業日以内に納品することが可能です。
短納期でも商品の精度や品位にはこだわっているので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。

岐阜で鉄を使った試作品の製造なら有限会社多賀精密へ。